すぐにわかる クレジットカードの審査に通らない２つの理由
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新しいクレジットカードの申し込みをしたにもかかわらず、審査に通らず、クレジットカードを発行してもらえなかったばあい、どのように対処すればよいでしょうか？
まずは、審査に通らない理由について確認していきましょう。
クレジットカードの審査に通らない理由
クレジットカードの審査に通らない理由は主に次の点です。
1.クレジットカード会社の審査基準に達していない
クレジットカード会社は各社独自の審査基準を設けています。その基準は公開されていませんが、主に職業や年収、現在の借入状況、家族構成などを中心に審査するカード会社が多いように思われます。
また、同じクレジットカード会社の中でもレギュラーカードとゴールドカード、プラチナカードの審査基準は異なっているようです。
したがって、年収が多いといっても収入が安定しない場合はカード発行を控える基準を設けているところもあるかもしれません。
このように、カード会社は独自の審査基準を設けていることから、この理由で審査に通らない場合は別のカード会社のカードを申し込むなどして、クレジットカードを獲得する必要があると考えられます。
2.過去５年間にクレジットカードの支払いを滞納したことがある
クレジットカードの審査に通らない最も多い理由はこれでしょう。
クレジットカードの滞納履歴がある人はカードの審査に通らないことが多いです。
なぜなら、クレジットカード会社からすると「この人は本当にカードの利用代金を払ってもらえるか？」という観点において審査しますので、過去に滞納履歴があれば、いくら経済的に裕福であっても支払能力のない人という判断をするからです。
審査に通らない理由が判別できない場合はどうする？
「自分はサラリーマンで安定した収入もあるし、過去にカードの利用代金を滞納した記憶もない」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
審査に通らない理由をはっきりさせるために、次の内容について確認してみてください。
1.２社程度「レギュラーカード」でクレジットカードの入会申し込みをしてみる
一般的に「ゴールドカード」や「プラチナカード」は審査基準が高いので、「レギュラーカード」で２社程度申し込みをし、いずれも審査を通過するか確認してみましょう。
もしこれで２社とも審査を通過しない場合は、過去５年間の利用代金滞納が理由である場合が濃厚と判断されます。
2.自分の信用情報を確認してみる
上記１．の状況になった方や、カード利用代金の滞納に心当たりがある方は、自分の信用情報を確認してみましょう。
自分の信用情報を確認した結果、５年以内に滞納履歴があった場合は、基本的にクレジットカードの入会は難しいと考えておいたほうが良いと思われます。
私自身の経験からすると、過去に手違いでカード利用代金を滞納してしまい、その後５年間で入会できたクレジットカードは申し込み１０社中１社のみです。
このように滞納履歴があることは、本当に必要なカードを手に入れることすら難しくなるということが言えます。
対処方法としては、滞納の記録が終了したときから５年を経過した時点で信用情報機関の記録から滞納情報は削除されますので、その段階で再度クレジットカードの入会申し込みをするとよいでしょう。
信用情報は銀行借入時の審査にも利用されている
以上のように自分の信用情報を見ていただいた結果、滞納があった場合、その影響が及ぶのはクレジットカードの入会審査だけにとどまりません。
実は銀行で住宅ローンや自動車ローンといった借入を利用する際の審査にもこの信用情報は利用されています。
身近なところでは、スマホを割賦購入する際の申し込みにもこの信用情報が利用されているのです。
つまり、クレジットカードの利用代金を滞納すれば、このようにお金を借りる場面において支障をきたす結果につながります。
当たり前のことですが、「利用代金（借りたお金）は期限までに必ず支払う（返済する）」ことが求められているのです。
まとめ
以上のように、クレジットカード会社にはカードの入会に関し、独自の審査基準を設けていることから「自分は大丈夫」と思っていても、審査に通らないこともあり得ます。
その場合は、「そのカードとは縁がなかった」と思ってあきらめ、別のカードに申し込みをすることです。
あわせて、過去のクレジットカード利用代金の滞納が以後入会申込するカードの審査に大きく影響していることも留意し、カード利用代金は必ず期限までに支払うようにしましょう。
それこそが、自分の普段の信用を築き、いざというときに必要なカードを手に入れることができることにつながります。
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